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まさお日記 23~ある夏のこわい話


ワシの名は まさお

今日も元気なお達者クラブ※メンバーじゃよ~

(ちょっとダリ風)

※年齢を重ねてもお達者な方々の集まり

夏!と言えば、こわ~い話。

相棒:「僕箱入り息子だから、そういうのダメ。。。」

そうじゃろ、そうじゃろ。

そう思ってな、夏合宿だ!

相棒:「僕はいいよ」

まあ聞け、今日は初心者向けに身近な話から始めるから。

相棒:「身近?」

そう。見たら幸運をもたらすと言われている

座敷わらし!

相棒:「ちっとも身近じゃないよ!」

身近じゃろ?

だってうちにいるじゃないか。

相棒:「そういうのヤメてよ」

ワシは見たぞ!

毎晩、パパのおでこに照明のリモコンが落ちてきたことがあっただろう?

相棒:「うん」

そして真夜中に、いきなり照明が点くことも。

相棒:「うん」

それでも起きないと、今度は目ざまし時計が頭に落ちる。

相棒:「うん。だからパパは、リモコンも時計も戸棚にしまったよ」

そしたらどうだ?

今度は、電話の子機が充電器から外され、ピイピイ鳴る。

相棒:「だから、子機も戸棚にしまったよ」

座敷わらしは、そんなことじゃ諦めない。

その次は、引き戸の戸棚を開け、ティッシュを

1ま~い、2ま~い・・・

それをパパの顔に・・

相棒:「そうそう、パパの口に入っちゃって」

最後は隣の部屋の本棚から、”猫の気持ちが分かる本”のカバーだけを持ってきて

パパの顔の上に

相棒:「あはっ~!!そうそう、あれはウケたね。パパが”苦しい”って飛び起きた」

スクープ!

ニャシキわらしの正体!!

「なんのお話かしら?」

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