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栄養素と免疫(ビタミンA編)

更新日:2021年2月22日


今日は冬至ですね。

寒くなると、かぼちゃが美味しく感じます。

かぼちゃの煮物・ポタージュ・グラタン・・・

ほっくりした味もさることながら、あのオレンジがかった黄色の見た目も、温かさを感じるからかもしれません。

あの黄色い色がβーカロテンと呼ばれるもので、人や犬の体内で、レチノール(=ビタミンA)に変換されます。

猫は変換する酵素を持ってないため、レバーやうなぎ・あなご・銀だら(高級食材ばっかり!)など動物性のものから直接ビタミンAを摂取する必要があります。

ここで一つ目の問題。

βーカロテンは、体が必要とした時に、必要量をビタミンAへ変換していくことができます。

そのため現時点※では、過剰症は起こらないと言われています。

(※この先研究が進んで違う事実が判明しないとは言い切れないので、あくまでも2016年12月時点で)

ところがビタミンAは、過剰症に気を付ける必要があります。

ビタミンAの過剰症には急性症状と慢性症状があり、急性症状は脳せき髄液の圧力が上昇して、頭痛・めまい・吐き気・顔面の浮腫などが起こります。


慢性症状としては、頭蓋内の圧力が高くなったり、皮膚がポロポロ剥がれる・脱毛・筋肉痛・関節痛・肝機能障害などが起こります。

頭痛や筋肉痛といった症状は、割と身近なのでつい見逃しがちですが、せき髄液や頭蓋内の圧力が高くなることによる諸症状と知ると少し怖いと感じる方もいるかと思います。

ことに犬猫となると、皮膚の状態や脱毛、歩き方がおかしいなどの症状が出ないと気づけないことが多いと思います。

そして仮に症状が出ていても、似たような症状が出る疾患はたくさんあります。中には緊急を要するものもありますので、すぐその場でビタミンAの過剰症が原因であると診断されることはあまりないと思います。

ここで二つ目の問題。

ビタミンAは、もちろんそれ自体安全です。

ないと困ります。

ただ、高濃度のビタミンA+銅、高濃度のビタミンA+鉄あるいは治療に必要な大切な薬など

高濃度のビタミンAが同時に存在すると肝臓に毒性を示す物質が多く存在することが問題です。

特に薬の副作用は常に注目され、注意を払うことは多いと思います。しかし薬そのものではなく、飲み合わせで副作用が出るケースも、是非頭の片隅に置いて頂けたらと思います。

適正量であれば、免疫機能の維持、上皮細胞(口、喉、鼻の粘膜や皮膚など)の健康を維持して傷やウィルスから守ってくれるビタミンA。

何事も過ぎたるは及ばざるがごとし・・の典型です。


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