top of page

西郷さん


2018年の大河ドラマは≪西郷どん≫に決まったそうです。

正直に言いますと、大河ドラマそのものを滅多に見ません。

そのうえ、幕末以降の歴史はなぜか苦手で、テストのたびに四苦八苦した記憶しかありません。

その中にあって、西郷さんはちょっと別格です。

東京の上野公園にある有名な銅像は、本人に全く似ておらず、除幕式に出席した奥様が

「全然似ていない。もっといい男だった」

というような趣旨の言葉を残しているようです。

しかし学生時代の国語の先生にそっくりだったので、勝手に親近感を持っています。

そのうえ、犬マニアにとって見逃せない一緒に銅像になった犬のこと。

銅像のモデルとなった犬は、”ツン”(メス)という名と言い伝えられていますが、西郷さんは愛犬家で常に数頭の犬と共にいたそうです。

特に赤毛のメスがお好みだったようで、狩のお供だけでなく、しばしば山歩きを楽しむこともあったとのこと。

波乱万丈な人生を歩み、その人柄や軍人としての手腕に対する評価は色々あるでしょう。

しかしいち”飼い主”と見た時、きっと小説やドラマで演じられる西郷さんとは、全く違った顔が見えるかもしれません。

西郷さんの苦悩や本音の多くを知っているのは、おそらくツンを始めとした犬たちでしょう。

彼らにインタビューできないのは残念ですが、西郷さんの好物うなぎをちょっと分けてもらっていたのかしら?

大河ドラマにも犬たちの出番がありそうなら・・・観ちゃうかもしれません。

bottom of page